ドキサバ海編のブン太・幸村・ジャッカルによるお風呂イベント
から端を発した幸ブン妄想です。
会話内容半分以上ゲームからそのまま持ってきてるので、
見てなくて「いつか自力で見てやるから見たくも無いわ!!」という雄々しい人は
続きへを押さないでね

「いいリハビリになるよここは」
「こいつが温泉か」
そう、俺たち小日向、辻本を連れて温泉に来ている。
ダブルスの相方とウチの部長という激甘カップルに
挟まれてのサバイバル生活に疲れた体に温泉は染み渡るような気持ちよさだ。
タダだし。
「ジャッカル、お前温泉入った事無かったのか?」
「あぁ、ブラジルにはほとんど温泉が無いからな。日本に来てからもっぱら銭湯だしよ」
「苦労してるね、ジャッカル」
板塀挟んだ向こう側に辻本たちが居るからか、こいつらもイチャつかないし、
幸村も優しいし、今は平和でいいなぁ…。
何て遠い目をしながら星などつかの間の安息を味わっていたが―
「じゃ、俺が日頃苦労してるジャッカルを労ってマッサージしてやるよ」
俺の安息がそんなに長く続くはずが無かった。
「…遠慮する」
「えー何でだよ。遠慮するなよなー」
「どうせまたお前ひとの体を実験台にして新しいツボを探すとかやるんだろ、あれ痛いんだぞマジで。」
「人類の科学の発展のためじゃん。協力しろよ」
「関係ねぇっての」
それでもしつこく俺のツボを狙って伸びてくるブン太の腕をかわしていると、
「フフ……相変わらず仲が良いね2人とも」(意訳:ずいぶん俺の前でいちゃいちゃしてるね。)
―振り返るとそこには重っ苦しいオーラを背負った神の子がっ

「俺が一方的に被害を受けてんだけどな…」
必死の弁解にも鋭い視線を送られ、
「羨ましいな。俺も混ぜて欲しいくらいだよ。」
とにっこりと微笑まれた。
「おっ

幸村も探してみるか!?」
「うん。そういう訳だから、ジャッカル。人類の科学の発展のためだ、協力してくれないかな?」
そう無言の圧力をかけてくる神の子に誰が逆らえようか、いや逆らえまい。(反語)
神様、御宅の息子さんはとっても最強に育っています。
ツボ押しとは名ばかりのチョークスリーパーホールドをキレイにきめられながら
心の中で呟いた。
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本当は
「俺が一方的に被害を受けてんだけどな…」の後から
「あぁ、そう言えばこの間シャンプーを新しいのに変えたんだけど、それがなかなか良くてね」
「へぇ」
「ジャッカルも使ってみるかい?」
「お、サンキュ幸村。後で使わせて貰うぜ」
「あいつ、どこに使うんだよ」
というほのぼの~な話しなんですけどね!
山麓とは大違い!!
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